新年の祝賀ムード冷めやらぬ昨日夕刻に、能登半島で震度7を記録し、津波が襲う能登地震が発生しました。
ニュース報道で流れてくる映像を観ていると、深刻な被害が伝えられ、まだ記憶に新しい東北地震の記憶がフラッシュバックしました。
先月、富山県で地域創生の先進的取組を進める人たちと会い、多くの感銘を受けたばかりだったので、彼らの安否を心配するとともに、彼らの営み、積み上げに悪影響が出てないか、気になりました。
SNSで「大丈夫?」というメッセージを送りたいところでしたが、それどころではない状況に陥っている可能性も考慮し、無事を祈ることにしました。
それにしても・・・と思うのは、SNSでの情報の氾濫。
有効に活用すれば、様々な災害の支援に繋がるとは思うのですが、意図的にデマや誤情報を流す人、ここぞとばかりに政治的主張を繰り広げる人、善意を装った自己顕示をする人、ポエムのようなメッセージを流して自己満足する人など、SNSの悪い事例が以前よりも目に付くようになりました。
自由な言語空間なので、どう使おうと個人の自由ですが、上記のような使い方をする人々とのお付き合いに距離は置きたいと思います。
こういう危機や苦難の時にこそ、その人の本質というか魂のあり方が問われるような気がします。
私は、今すぐにできることはほとんどないと考えています。
その代わりに、もし人手が必要ならばボランティア活動に行く気もありますし、それ以上に、今後の震災復興で知恵やノウハウが必要ならば、そこに自分自身の価値を投入していきたいと考えています。
2011年当時、一人の地方公務員にしか過ぎなかった自分よりも、もっと多くのことができるようになっている自分なので、それによって北陸の人々に貢献していくつもりです。