マキアヴェッリ先生言行録
Openness, Fairness, and Transparency

ガイドライン

地域政策の理論と実践の統合を掲げ、鹿児島を中心に活動している「21世紀地域未来研究会」でProject Managerを務めるマキアヴェッリ先生です。

私が、イタリアの歴史や文化・芸術、思想などに強い興味と関心を抱いており、特に、フィレンツェ・ウフィッツィ美術館に展示してあり、15世紀の政治思想家であるニコロ・マキアヴェッリ像のアイコンを使用していたことから、いつしか「マキアヴェッリ先生」と呼ばれるようになりました。

マキアヴェッリは、都市国家フィレンツェ共和国の中堅外交官として、大国に翻弄される自国の自主・独立を保持するために、徹底的なリアリズムに基づく現状分析と政策提言を行いました。

しかし、それが当時の道徳観念からは大きく外れた非常識なものであったがゆえに、採用されないどころか、かえって危険思想の持ち主として警戒され、不遇な晩年を過ごすことになる一方、フィレンツェ共和国は、共和制が失われ、フランス庇護下の君主制国家として政体の変更を余儀なくされました。

けれども、現代においては、彼の代表的著書である『君主論』は、地域や時代を超えて、人間の変わらぬ本性を理解するための古典として愛読されています。

自己の理想を実現するため、リスクを背負い、時流に抗い続けたマキアヴェッリの生き方は、ともすれば、膨大な情報に溺れ、長いものに巻かれることにより、思考停止に陥りがちな我々に対して、忘れてはならない大事なことを教えてくれる思いがします。

ひとつの文明や国家の衰退は、その国民や住民が、自ら考えることを放棄し、責任を他者に転嫁することから往々にして始まります。

このブログは、「開放性」「公平性」「透明性」という3つの原則に基づいて運営し、地域が抱える諸課題に対する専門的な知見に基づくアプローチや議論を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

ウフィッツィ美術館に飾られるマキアヴェッリ像