デジモノ好き、かつ、Apple信者の私にとって、ずっと気になっていたガジェットであるMacBook AirのM1プロセッサモデルが届いてから、かれこれ2ヶ月。
この間、かなり使い倒してきたので、その使用感についてレビューをしたいと思います。
M1プロセッサモデルは、Intel搭載製品と比較して、その圧倒的な高性能が評価されていたわけで、そこが2019年版のMacBook Air(以下「旧型MacBook Air」という)を購入してから、わずか1年足らずで、新モデルを購入しようと思い至った理由です。
旧型MacBook Airも、メモリ16GBを搭載しており、Microsoft Officeを中心とした運用では十分すぎる程の性能と思っていたのですが、購入当時の想定と大きく変化した外部環境があります。
それは、オンラインミーティングの普及で、オンラインミーティングを行うと結構なメモリを食うようで、旧型MacBook Airの場合、Officeアプリをいくつか同時立ち上げすると、Turbo Boost機能が発動して、音と熱が気になることが頻繁にありました。
酷い時には画面フリーズすることが度々あり、その度に、相手と何処までやり取りをしていたのかを確認しながら進めることとなり、円滑なコミュニケーションに齟齬を来していました。
私のように、オンラインミーティングを行いながら、その裏側で資料の作成やSNSによるコミュニケーション(内職ですね)を行うというハードな使用方法に耐えうる機体ということで、M1モデルに、俄然、熱い期待を寄せるとともに注目したわけです。
で、前置きが長くなりましたが、結論から申し上げると、「2ヶ月間一度も音を発することなく、発熱を起こすこともなく、満足いくパフォーマンスを実現」しています。
あのMacBook Air特有のTurbo Boost機能が聞こえることなく、静かな運用ができています。
また、キーボードも、悪評高いバタフライキーボードからシザーキーボードに切り替わっていますが、個人的にはどちらも違和感なく使えているので、そこはPOD(Point of Difference)にはならず。
やはり余計な音や発熱を意識阻害されることなく、目の前のオンラインミーティングに集中できるのが最大のメリットかと。
M1プロセッサに対応したアプリや外部機器のドライバーが少ないというのはあまり改善されていませんが、Microsoft Officeの中心の運用であったり、クラウドサービスのアプリを使ったりということがメインなのであれば、あまり気にすることはないかなと。
そういうわけで、ノンストレスで仕事をしたい方にはお薦めできる逸品です。