スティーブ・ジョブズの伝記を書いたウォルター・アイザックソンの新著である『イノベーターズ』を読んでいます。
私が、「イノベーション」という言葉を知り、その現象について研究を始めたのは社会人大学院生として修士論文を書いていた約10年前。
「イノベーション」という概念を創り出したJ.A.シュンペーターの『経済発展の理論』を読み込んだものの、いまだに「これはマクロの理論なのか、ミクロの理論なのか」という区別も付いていませんが、ドラッカーにクリステンセンという大御所の本を読み、更には、野中郁次郎や伊丹敬之などの世界的に評価の高い経営学者の文献を読み漁って、イノベーションの本質を問い続けています。
「イノベーションを起こすのは個人なのか、それとも、組織なのか、はたまた別のグループ(コミュニティ)なのか」という命題も、たとえそれを理解できなくても、多分、世間的は全くも困らないとは思うのですが、私の中に残り続けている問題意識です。
イノベーションは静態ではなく、動態モデルであり、基本的には「不安定性」「不確実性」から逃れることは出来ません。
だけど、そこに興味を持ったがゆえに、取り憑かれてしまったのが私自身であり、それがキャリアにおける重大な決断を促したと思っています。
「単に机上の物語ではなく、そういう現場に身を置いて、見聞きできること、感じることが、これからの社会や地域に重要かつ必要なものになる」という根拠なき確信があり、まだ到達していない自分なりの結論を見出すために、引き続き、「イノベーション」探求のキャリアは続きます。
[itemlink post_id=”1541″]
[itemlink post_id=”1542″]
[itemlink post_id=”1543″]
[itemlink post_id=”1544″]
[itemlink post_id=”1545″]
[itemlink post_id=”1546″]
[itemlink post_id=”1547″]
[itemlink post_id=”1548″]
[itemlink post_id=”1549″]
[itemlink post_id=”1550″]