マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
06 Career Strategy(キャリア戦略)

FY2020MBO(目標管理)面談にて

本日は、2020年度の目標管理(Management by Objective)の面談がありました。

今期の業務上の目標や、キャリア開発の水準、更には部下の育成に関する方針等について、1時間にわたり上司から面談をいただきました。

昨年12月からの途中入社であったので、企業文化や人間関係への適応に注力した前期の評価についても意見をいただくことができました。

組織をマネジメントしていく部分については前職の経験もあり、個人的にも一定程度の貢献をできたとは思いつつも、新しい事業を立ち上げ、売上や利益を追求していく、という部分については非常に未熟という認識がありました。

そのためには、プロジェクトをしっかりと回し、部門間の連携・調整を行っていくことが重要なのですが、その観点から見れば、私の現状は「手段(組織マネジメント)と目的(プロジェクトマネジメント)が混同」している状況なわけで、今期は、この是正に取り組むことを目標に設定しました。

そして、そのための手法として、「PMP試験の合格」と「MBAへの入学」を設定したところ、上司からは「正しいアプローチだと思うけど、MBA取得後はどっちの方向に行くの?」というツッコミが。

要するに、MBA取得後のキャリアパスとして、「人事や経理などの組織マネジメント系に進むのか、それとも、新規事業や営業開発などの事業戦略・マーケティング系に進むのか?」という質問でした。

私の中には漠然とした方向性のようなものはあったのですが、目標設定がキャリアパスにつながる、という多くの外資系企業を渡り歩く経験をしてきた上司からすれば、そこを曖昧にしたままのキャリア開発や自己投資はあり得ない、という感じで、白黒はっきりさせるよう促すプレッシャーを感じました。

その瞬間に、私の口から出てきた言葉は、「オフィスでの事務作業はあまり得意ではないし、人と話をしながら、自分の感性を磨き、仕事を形にしていくことが向いていると考えるので、事業戦略・マーケティング系でのキャリアパスを考えています」というものでした。

それに対して「そっちの方が向いてるかもねえ。今期も色々とチャレンジしてください」ということで1時間のミーティングを終えました。

こうやって、ほんの5ヶ月前まで事業戦略やマーケティングとは全く無縁な世界で生きてきた私が、本格的にマーケティングや事業戦略の世界に入り込んでいく一歩が刻まれました。

 

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション