チームの調査力・分析力向上のため、毎週のWeekly Meetingで、私から共有・説明しているトピックス。
自分の担当領域やエリアばかり見ているとどうしても近視眼的になるため、他のエリア・領域も俯瞰的に見ることで、新たな視点や可能性に気付いてほしいので、毎週、30分程度の時間を確保して、共有・説明しています。
今回のレポートでは、コロナ禍で旅客が大幅に減少するする中、貨物需要が好調で、成田や中部などの空港で貨物取扱高が大幅に伸びた記事に注目しました。
長きにわたるコロナ禍で、全国各地の空港ターミナルビルも旅客は閑散とし、撤退したテナントも少なくないなど、不景気な話題が多い中で、久しぶりにポジティブなニュースを拝見したな、という気がします。
とはいえ、貨物で稼げる空港などは都市圏にあるごく一部の空港のみで、旅客に利用してもらうことで収入拡大を図ることができる地方空港が大部分である以上、コロナ禍から脱し、本格的な人流促進策を講じないと、空港ビル会社も早晩経営的に行き詰まる可能性が高いと思います。
その他にポジティブなニュースとして、ロケット発射の「宇宙港」として、空港を活性化させようとしている大分空港に関する記事も、チームメンバーに共有・説明を行いました。
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