マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
02 Book Review(書評)

Michael Jordan [1994]”I Can’t Accept Not Trying”

スポーツとビジネスの共通点は多いと思っていて、ビジネスにおいて壁にぶつかったり、あるいは、不安を抱いたりという時には、一流のアスリートの言葉が身に沁みることがあります。

中学・高校とバスケットボール部に所属していた私にとって、やはり「神様」のような存在であるマイケル・ジョーダン。

いまだにエアジョーダンⅤを外出用スニーカーとして愛用していますが、人生の転機を迎えるに当たり、彼の言葉のひとつひとつを噛みしめるため、ジョーダンの成功哲学集ともいうべき “I Can’t Accept Not Trying” という小冊子を持ち歩いています。

わずか36ページの薄さで、私が持ち歩く「ほぼ日手帳」と大差ない大きさなので、同手帳のケースに収納しており、折にふれて、読み返すようにしています。

 

goals

Step by step. I can’t see any other way of accomplishing anything.(ひとつずつ積み上げること。大事を為すに当たり、他の方法は知らない)

 

fears

Fear is an illusion.(恐怖とは幻想である)

 

commitment

There are no shortcuts.(近道はない)

 

teamwork

Talent wins the games, but teamwork and intelligence win championships.(才能で試合に勝つことはできても、チームワークと知性がなければ優勝はできない)

 

fundamentals

The minute you get away from fundamentals, the bottom can fall out.(基礎を疎かにした瞬間に、底が抜け落ちる)

 

leadership

If you don’t back it up with performance and hard work, talking doesn’t mean a thing.(実行とハードワークで支えないと、話だけでは意味がない)

 

 

特別なことは何も書かれていない、いわば成功のための「王道」であり「定石」です。

だけど、何か大きな課題に遭遇したり、新たな挑戦をしたりというような場面に遭遇すると、人は見失ってしまいがちな「原則」を書いています。

私も、現在、同様の心理状態にあり、本書を読んで、ひとつずつ積み重ねるための基礎に立ち返ることを決意しました。

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション