マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
07 Business Leader(プロフェッショナル・リーダー)

地球温暖化をめぐる真剣な議論

環境省がリードするプロジェクトに御指名をいただき、9月から脱炭素に関する取組やCO2排出量の可視化に取り組む企業のコンソーシアム会議に参画しています。

この会議の発起人は、パナソニックの元執行役員で、自称「地球温暖化オタク」である馬場渉氏。

2−3週間に1回のペースで開催されている会議では、東証プライム企業が多数参加していることもあり、直接かつ具体的な意見交換をする機会をなかなか得ることができなかったのですが、馬場氏から個別にお話ししたい意向が示され、45分にわたって、オンラインによる1on1での有意義な意見交換をすることができました。

日本を代表する地球温暖化問題に関する専門家である馬場氏からは、海外における様々な取組事例を御紹介いただくとともに、脱炭素に向けた施策や取組を社会実装化するために必要な企業の役割やアイディアについて有益な示唆をいただきました。

そして、現在、各企業や団体が個別に取り組んでいるCO2排出量の可視化や温暖化ガス削減に向けた取組に関する標準化のための議論のリード役を依頼されました。

多分、ここが他企業と異なる点だと思うのですが、コンソーシアム会議の参加については、ある程度の組織内外の根回しをしつつも、基本的に会社のミッションというよりは、新規事業の領域という位置づけで、私の興味関心から参加に踏み切ったという経緯があります。

ということもあり、標準化のためのリード役についても、自らのモチベーションとコミットメント次第であり、ひいては、自社事業の発展のために必要ということであれば、いつでもリード役でも雑務でも汗をかく心構えはしていたので、馬場氏からの依頼はその場で快諾しました。

今後は、標準化のワーキンググループが組成され、馬場氏も交えて、高頻度かつ専門的な作業が始まる予定です。

昨年度、環境省の補助金交付から始まった脱炭素の取組ですが、私自身も専門的知識を身に付けながら、より一層の高みを目指したいと思います。

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション