ソフトからハードへ
私にとって、読書は専ら電子書籍、しかも、AmazonのKindleが主流となって既に数年が経過しました。
既に800冊近くのKindle電子書籍を所有しており、出張や旅行で海外に行くことも多い身としては、移動時間を利用した読書が、自己啓発や情報収集のための貴重な時間になっています。
そんなKindleを読むためのリーダー端末としては、iPadにKindleアプリをインストールして、利用していました。
しかし、現在のiPadは10.5インチのiPadProで、重量は469kg。
持ち運びの大きさとしては、カバンに収納するのにやや嵩張り、重量についても、長時間の読書をするには重みがあるなど、少し「物足りない」感が出てました。
そこで、ダメ押しになったのが防水機能。
入浴時に、読書しながらリラックスできる状況を作り出せるハードであることが決めの一手のとなりました。
開封の儀
宅配ボックスではなく、郵便受けに日本郵便から届いていて、第一印象は小さくて、軽いというもの。
カタログ上のスペックは167mm x 116mmと、文庫本よりも一回り大きいくらいのサイズ。
重量は182gと、下手したら文庫本よりも軽い重さ。
Apple製品のようなデザイン性に溢れたパッケージということもなく、情報を絞り込んだシンプルなパッケージ。
パッケージ内の同梱物も、Kindle本体とminiUSBケーブルだけというシンプルな構成。
ちなみに、私はKindle本体に貼付する反射防止フィルムも併せて購入しました。
ボタンも電源ボタンひとつで、操作に迷うことはないかと。
電源入力後は、自宅Wi-Fiに接続して、Amazonの既存アカウントをセットすれば使用可能な状態に。
無事に既存アカウントと紐付けされて、購入済みの電子書籍をダウンロードすることができました。
使い分けとしては、iPadPro用のKindleでは大型カラー雑誌や漫画などの大画面かつカラーで読むことが適当な作品を、Kindle Paperwhiteではビジネス書や小説など活字がメインの作品を、という区別を考えています。
嬉しい誤算
Kindleの使用感については、これから随時書いていきたいと思いますが、購入初日で気づいた嬉しい誤算があります。
小さいことはわかっていたのですが、ジャケットのポケットにも収まる大きさであること。
出張で飛行機に搭乗することも多々あるのですが、これまでのiPadProの場合、飛行機の乗降時や離着席時にカバンからの出し入れをする必要があり、狭い機体の中での行動が、結構ストレスでした。
これからは、ジャケットのポケットに収納できるとなると、このストレスから解放されます。
些細なことなんですが、カバンの出し入れ回数が多いということは、その分、財布やパスポートなどの貴重品を紛失するリスクも高まるので、身の回り品のカバンの出し入れ回数はなるべく最少化したいというのが、私のリスク管理術であったりします。
この1点だけでもって、既に買って良かったと思える商品です。
レビュー評価:
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