Wi-Fiレンタル企業キラーアイテム
以前、運営していたブログ『21世紀未来研究会ほぼ日事務局通信』の中でも、何度か取り上げて記事にした、世界各国で使用できるグローバルWi-Fi “GlocalMe U2″。(→過去記事:「世界Wi-Fi」,「海外個人旅行の必需品」参照)
この商品が登場するまでは、海外出張の3日前までにWebでレンタルを申し込み、当日は、搭乗前に慌ただしく受取りカウンターで本体を受領、そして、帰国後も急いで返却するという、手間暇をかけてWi-Fiを借りていました。
しかし、この商品入手後は、そのような手間暇から解放されて、前日、もしくは当日に、スマートフォンのアプリを使って、現地滞在中に使用するプランを購入して、あとは、Wi-Fi本体を持っていくだけ。
現地に到着したら、Wi-Fiの電源ボタンを入れるだけで、APN設定をする必要もなく、スムーズに現地の通信電波を拾ってWi-Fiが使用可能になります。
海外現地でデータ通信を行う手続きが、思い切り簡素化されるだけでもありがたい話なのですが、通信費用コストも大幅に減額できるというメリットもあり、レンタルWi-Fi事業者泣かせのアイテムとなっています。
お得なデータパッケージ料金
例えば、大手レンタル事業者からWi-Fiを借りて、シンガポールで1日当たり300MB使用した場合(動画の視聴は難しいですが、チャットのやり取りやWebブラウジング、Pokemon Goで遊ぶくらいは十分です)、使用料は約1000円/日なので、100MB当たりの使用料は350円程度となります。
一方、Glocal Meのプランの場合、3GBで14$なので、100MB当たりの使用料は約50円となります。
もちろん、Glocal Me本体を購入するための初期投資費用がありますが、1週間の海外旅行(出張)を2回もこなせば、十分に元は取れる計算です。
国内データ通信用のWi-Fiルーターとしても活躍
GlocalMe U2の新たな使用方法として、mineoのデータ通信SIMを挿入して、国内仕様のWi-Fiとして活用することにしました。
昨日の投稿記事において、USBドングルとの決別について書いたところですが、代わりにGlocalMe U2をモバイルWi-Fiとして活用する目処が立っていたからです。
mineoで現在使用中の通信プランは、6GBで1,580円/月のプランですが、これで容量が足りなくなれば、Glocal Meのデータプランも追加購入できます(1GB:4$,3GB:10$)。
mineoのデータ通信(物理SIM)を優先し、Glocal Meのデータ通信(クラウドSIM)への接続は劣後するというスマート切替機能も付いていて、コスト重視の使用が可能となっています。
何よりも、常にカバンの中に入れておきさえすれば、明日、海外出張となった場合にでも、海外渡航用の道具として準備する必要はなく、「気軽に海外出張」というワークスタイルにまた一歩近づくこととなります。
良いことだらけのGlocal Meは、海外旅行や出張をされる方にとって、必須アイテムとして是非手元に置いておきたい逸品です。
商品レビュー:
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