マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
04 Lifehack(仕事術・人生術)

さらば、USBドングル「PIX-MT100」

職場で個人Wi-Fi環境を確保すべく、これまでmineoのデータ通信用SIMカードを挿入していた株式会社ピクセラのUSBドングル「PIX-MT100」と別れる日がやってきました。

こいつのおかげで、職場にMacBookを持ち込んで、Evernoteに蓄積したデータベースを引っ張り出したり、Facebook MessengerなどのSNSによるコミュニケーションを図ったりと、仕事の効率性を大きく引き上げることできました。

ただ、2つの点において時代遅れになりつつあったことを理由に、「GlocalMe U2」への一本化に踏み切ることにしました。

 

時代遅れの理由①

PIX-MT100はUSBに差し込むことで、通電し、Wi-Fi電波を発生するという代物なのですが、USBに差し込むための形状が「A型」という古い型に属します。

過去に販売された多くの製品がA型であるため、見向きもされなくなった形状ではないのですが、業界としては、端子の上下を問わず、急速充電が可能な「C型」への切り替えを進めている状況です。

私が使用しているMacBookもUSB-C型しか装備されてないため、PIX-MT100を使用する場合には変換アダプタが必要になります。

ノマドワーカーとしては、仕事道具がひとつでも増えるということは煩わしく、ある道具を使用するために別の道具が必要という状況はストレスが溜まります。

よって、仕事道具の厳選という観点から不要となりました。

 

時代遅れの理由②

国内と海外の切り替えが面倒くさいというのも不要となった理由のひとつ。

日本国内だけで使用するのであれば、それほど気にすることはないと思うのですが、海外で使用する場合には、①国内のSIMカードを抜く、②現地のSIMカードを購入する、③APN設定を行うという、いくつかのアクションを繰り返す必要があります。

慣れている私にとっても、結構煩わしい作業であったので、この作業を簡素化できる手法と巡り会えたのであれば、いつか脱却を図りたいと思っていました。

 

それでも、固定環境の使用であれば良い商品だ…

否定的な理由を2つ挙げてしまったのですが、決して悪い商品ではありません。

4年以上使用してきていて、通信の安定性は保てたし、USBに指すだけでWi-Fi環境を構築できるという手軽さは、大きなアドバンテージだと思います。

今回、私が机に座ってのパソコン作業というワークスタイルから、自宅や出張先、カフェなど “anytime, anywhere”なワークスタイルであるノマドワーカーへと切り替えようと思ったことをきっかけに、新たなワークスタイルでは不十分な点に気付きました。

デスクワークの中心のワークスタイルの方にとっては、格安通信会社のデータ通信サービスを活用する場合などにはお薦めできる商品です。

 

商品評価レビュー:

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ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション