マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
04 Lifehack(仕事術・人生術)

2022年の振り返り(今年の5大ニュース)

今日で2022年の仕事を納めました(といっても、12月23日から年休を使って、既に年末休暇入りしていましたが)。

毎年恒例の1年の振り返りをしたいと思いますが、十大ニュースとするほど特筆すべき内容が多くないし、3大ニュースとすると少ないような気もするので、5大ニュースくらいにしておきます(感覚的なものです)。

  1. 人生2度目の転職を経験
  2. 人間ドックで初めての要精密検査
  3. 毎日のランニングが習慣に
  4. 博士号取得を志す
  5. 登山を再開

 

人生2度目の転職を経験

2年以上にわたり長く続いたコロナ禍もようやく出口が見え始め、コロナ禍前の日常に戻りつつあった今年の3月に人生で2度目の転職を決意しました。

その理由や背景については既にこちらでも報告済み(→人生のミッションを完遂する)なので、今更、特段の説明はしませんが、初めての転職と比べて、決断の重さはさほどでもなくなり、またスピード感をもって進めることができたと思っています。

ひとつは「慣れ」ということもあるのでしょうが、終身雇用制度という「安定」した環境から抜けだし、「市場価値」で評価される身となったこともあり、ミッションや役割、業務に対して得られるリターンが明確になったため、自らのキャリアパスとの比較で、「メリットがあるのか、ないのか」で判断できるようになったことが挙げられます。

初めての転職では、自分の市場価値すら意識したことがなかったため、希望報酬額も適当に答えてしまいました(これは今も足を引っ張る重大問題に)。

転職を決意してから、ほぼ1ヶ月後には転職先から内定をいただくことができましたが、そこから紆余曲折があり、最終的には内定をいただいた企業とは別の企業へと転職することになりました。

転職決定先の企業からすれば、初めてとなるキャリア採用、かつ、特別条件による入社ということもあり、私自身も自らが置かれている立場や状況を認識していたので、入社日である7月1日以降は、貢献できる分野や領域に積極的に関与しつつ、部長職に相応しくないようなプレイング・マネジャーとしての役割を果たしてきました。

日本型経営が根強く残る会社の中で、新規事業をアジャイル方式で開発し、成長させていくという仕事に関して、社内外から理解され、支持されているという状況ではないため、なかなかストレスフルな毎日を過ごしていますが、そういう摩擦や葛藤も含めて「良い経験」を積ませてもらっていると感じています。

 

人間ドックで初めての要精密検査

相も変わらぬハードワークは続いているのですが、他方で、新たな問題として浮上してきたのが健康問題。

Apple Watchで計測されるバイタルデータのうちVO2Maxが年齢平均値を下回っていることが気になってました。

体力には自信があったものの、データが裏付けるのは「根拠なき自信」。

その自信が、根拠なきものだっただけでなく、砂上の楼閣であったことを痛感させたのが、人間ドックの要精密検査結果通知。

肺に不整合陰影が見られるということで、要精密検査を受診するよう勧告されました。

精密検査の結果は「異常なし」ということでしたが、精密検査を受けるまでは落ち着きませんでした。

良い仕事する、充実した人生を送るためには、健康に関してもしっかりとした見通しが必要であることを再認識しました。

 

毎日のランニングが習慣に

ハードワークを言い訳に、運動の習慣化が疎かになっていたので、転職を契機に毎日のランニングを始めました。

ランニングの習慣は半年間順調に続いており、VO2Maxも年齢平均並みか、やや上回る程度に推移しています。

VO2Maxの数値に関しては、計測で使用するデバイスによって変わるため、参考値くらいに考えれば良いとは思うのですが、Apple Watch、SONYのWena3、Garminのfenix7でそれぞれ異なる数値が出て、特に、Apple Watchでは年齢平均以下を示すことは問題です。

当初はApple Watchだけしか使ってなかったので、どんなにハードトレーニングをしても、なかなか数値が向上しないことが気になり、何らかの疾患があることを疑ったくらいなので。

SONYのWena3を付けた瞬間から、VO2Maxの数値が31→43に急上昇したことには驚きました(笑)

 

博士号取得を志す

自らの市場価値を高め続けるプレッシャーは絶えず付きまとっています。

自らが所属する部門のキャリア採用の面接担当者を務めているため、他人の職務経歴書を何百枚も審査すると、そこに一人ひとりのキャリアパスを見るようで、自らのキャリアについても考える契機となりました。

一般的に転職を考えた際に、真っ先に思い付くのは「資格」ですが、採用面接に当たっていきなり資格を確認することはしないです。

それよりも職務経歴書に記載されている達成事項や経験にまずは注目し、資格や学位との間に論理的な相関性があるか否かという視点で審査します。

資格を色々と取得していても、それが業務に活かされ、然るべき成果を挙げているかが重要であって、資格を保有すること自体の価値はないです。

ただし、英語力については、英語力の有無で勝負するフィールドの範囲が変わる(国内企業だけか、海外系企業でも通用するか)ので、転職で有利な条件を獲得するためには英語力は備えておくに越したことはないです。

そう考えた時に、今更、ビジネススキルの集大成であるMBA(Master of business Administrator)を取得してビジネスパーソンぶるよりも、社会課題や地域課題に対して専門的なソリューションを提供できる企画・構想を論理的に提示できる能力こそが、自分のキャリアを差別化し、人材市場の中でユニークポジションを占めることができるのではないかと考えました。

折しも、CO2排出量削減やヘルスケアという社会や地域の枠組みを大きく変えていく必要がある課題に対して、仕事として向き合う機会に遭遇していることからも、理論と実践の融合による新規分野の開拓を進めることができるのではないかという期待もあります。

地域創生をライフワークとして、その専門性を担保するための博士号取得に向けて、情報収集を開始し、キャリアパスの検討を始めたところです。

 

登山を再開

何の脈絡もないようなのですが、登山の再開は、前述の博士号の取得に深く関わっています。

博士号の取得に向けては、公共政策あるいは地域政策分野でのテーマを選択することになると思いますが、今後は「環境」が外部の制約条件として重くのしかかることになります。

特にCO2排出量の削減は、国際的な公約にもなっており、経済活動を営む上で様々なルールが今後課せられることになります。

文明が誕生して以来、人間から見た自然との関係は征服し、克服される対象に過ぎなかったわけですが、「共生」を考えていくためには、残念ながらまだまだ私の手は届かないところにあります。

対象にもっと接近し、理解を深めるために、自然と向き合う手段として登山を再開します。

 

2023年に向けて

新しい状況に適応するため、体系立てることなくがむしゃらに試行錯誤をしてきた2022年ですが、そのことを通じて、2023年に取り組むべきことが明確になってきました。

2023年に向けて、何をすべきか、何をするのかについては、明日以降で改めて書いていきたいと思います。

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション