Appleの新作発表会
Appleの新作が発表され、iPhone、iPad、そしてAppleWatchとそれぞれのカテゴリーにおける新作がお披露目されました。
私が狙っていたのは、現在、使用中のiPhone7plusの後継機種。
といっても、5G対応しないという事前情報もあったため、大幅なバージョン変更は認められず、機能向上に留まるだろうな、と予想していました。
「iPhone 11」シリーズ発表、トリプルカメラ搭載の”Pro”含む3機種–9月20日発売(CNET Japan) – Y!ニュース Apple信者なのに、なぜか心が躍らない…。 https://t.co/hxvf22dqF6
— マキアヴェッリ先生 (@EPYON_FELIX) September 10, 2019
若干の改善に留まる新しいiPhone
発売されたiPhoneは全部で3機種。
大きく分ければ高級仕様の「11Pro」と普及版の「11」。
Proのディスプレイサイズは5.8インチと6.5インチが用意されています。
Proと名無しの性能の違いは、素人にはよくわからない部分もあるのですが、Appleの性能比較表を見る限りでは、Proには望遠カメラが付いているということ、名無しよりもバッテリーの持続性やディスプレイが上であること、が相違点のようです。
とはいえ、カメラやディスプレイなどは使用中のiPhone7plusで十分満足している私にとって、それらの性能向上がはたしてどれだけのインパクトを与えるかは不明ですが。
かつてのiPhoneは、アプリも含めて、「世界が変わる」感がいっぱい詰まっていました。
iPhoneというアイテムを入手できれば、「ライフスタイルの変化や仕事の生産性向上につなげられるのではないか」というワクワク感がありました。
しかし、スマートフォンは今やありふれたコモディティと成り下がり、iPhoneもその大きな流れの中に飲み込まれてしまったことを確信できた新作発表でした。
それでもiPhoneを買うなら…
私は敬虔なApple信者なので、iPhone以外は買うつもりはありません。
といっても、裕福な信者ではないため、お布施については財力の範囲内ということで、シビアにコストパフォーマンスを見極めたいと考えております。
今回の新作が大々的に発表される一方で、旧機種(型落ちモデル)が2万円ほど値下げされています。
iPhone8 64GB:5万2800円 128GB:5万7800円
iPhoneXR 64GB:6万4800円 128GB:6万9800円
ここで、今回発売された名無しの価格を比較すると、
iPhone11 64GB:7万4800円 128GB:7万9800円 256GB:9万800円
とXRとの価格差が1万円であることがわかります。
この1万円という価格差にこだわって、「新作を買うのか、それとも、XRを買うのか」というのが、これから数日の私の購買行動の主要論点になりそうです。
11Proは5.8インチの64GBが最安値モデルですが、10万6800円〜と、家族会議で承認を得られない価格帯であるため、最初から眼中にありません。
ライフスタイルからライフサイクルへ
くどいかもしれませんが、かつてのiPhoneには夢がありました。
それを持つことによって、ライフスタイルが変わるかもしれないという期待感があったので、1年毎のアップグレード製品についても、毎年のように製品を購入していました。
しかし、今では、「バッテリーの持ちが悪くなってきた」「アプリの動きが鈍くなってきた」などの製品のライフサイクルによる買い替えが主流であるため、数年に1回の買い替え商品に成り下がりました。
Appleらしいイノベーション精神溢れる製品とはもう会えないのか。
そんな寂しさを胸に、iPhoneの購入を検討していきます。