マキアヴェッリ先生言行録
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02 Column(徒然なるままに)

映画版『ロード・オブ・ザ・リング』の名場面:その1

ニュージーランドに行きたいー!

Amazonで配信予定のドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』がいよいよクランクインして、ニュージーランドでの撮影が始まったようです。

記事中にあるように、現地では撮影に使われた施設や設備が残されており、それらを巡る “LOTRツアー”と呼ばれるツアー商品が人気であり、コースによっては1万円を優に超えるツアーもあるのですが、それでも行ってみたいと思うのが、オタクの気質。

ニュージーランドにとっても、映画や話題のドラマが撮影されることで観光産業的には大きな経済的恩恵を受けています。 2012年当時、ニュージーランド観光局のグレッグアンダーソン氏はForbesに対して映画『ロード・オブ・ザ・リング』第1作が劇場公開された2001年以来、ニュージーランドを訪れる人の数が50%も増加したと語っていました。

 

毎年のイタリア視察との比較で、「イタリアか、ニュージーランドか。それが問題だ」というハムレット的心境になって迷い、そして、「ニュージーランドや、ニュージーランドや、爾(なんじ)を如何せん」という垓下の戦いにおける項羽の心境の様な気持ちで断念してきたのが、ニュージーランド旅行でした。

しかし、Amazon版が放映されたら、またもや観光客の急増が容易に想像されるので、その前にニュージーランド旅行に行こうと決意を固めました。

 

ニュージーランド旅行前の復習

幸い今日から三連休ということもあるので、どっぷりと『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に浸かろうと、取り出したのが、映画版『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と、映画版『ホビット』3部作のBru-Rayディスク。

改めて見返しながら、人生の本質に迫る名場面がたくさんあるなあと。

元々、これらの作品の世界観は、原作者であるJ.R.Rトールキン(オックスフォード大学言語学教授)が、自分の子供たちを喜ばせようとして、自らの想像力で世界を創作していったことはあまりに有名なエピソード。

だからなのか、それぞれの物語の節目節目には人生の教訓めいたエピソードがたくさん盛り込まれています。

今、作者であるトールキンにもスポットライトが当たっていて、彼の人生を描いた映画『トールキン:旅のはじまり』が絶賛上映中です。

残念ながら、鹿児島での上映は10月25日から天文館シネマパラダイスのみですが、LOTRオタクのオジさんのスケジュールにはしっかり組み込まれています。

 

ボロミアの最期

前置きが長くなりましたが、LOTRの第1作『旅の仲間:The Fellowship of the Ring』の名場面といえば、危機に瀕している王不在の人間族の王国ゴンドールで、首都ミナス・ティリスを長年にわたり防衛してきたボロミアが、王の末裔たるアラゴルンに「我が王よ(My King)」と呼び掛けながら、死を迎えるシーン。

ボロミア:It is over. The world of Men will fall. And all will come to darkness… and my city to ruin.(全て終わりだ。人間の世界は終わる。全ては闇に帰し、我が国も廃墟となる)

アラゴルン:I do not know what strength in my blood… but I swear to you. I will not let the White City fall… nor our people fail.(私の血にどれだけの力があるのはわからぬが、お前に誓おう。ミナスティリスは陥落させないし、我らが民も守ろう)

ボロミア:Our people… our people. I would have Followed you, my brother. My Captain. My king… (我らが民・・・我らの。貴方に付き従いたかった、我が兄弟。我が将。我が王よ・・・)

アラゴルン:Be at peace… son of Gondor.(安らかに眠れ。ゴンドールの息子よ)

エルロンドの館で、アラゴルンの正体がゴンドールの正統な王位継承者であることが判明した際に、ボロミアは”Gondor has no king. Gondor needs no king.”(ゴンドールに王はなく、必要ともしていない)と強い反発を示していたからこそ、今際の際で、王を必要とし、王に託して逝く、このシーンが名場面たりえたのだと思います。

 

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マキアヴェッリ先生
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