マキアヴェッリ先生の研究室
Openness, Fairness, and Transparency
06 Career Strategy(キャリア戦略)

知識は使うよりも活用することが大事

これまで自己啓発のために多くの時間とコストを費やしてきましたが、最終的に何らかの「資格」を取得したのは、極めて限定的なものとなっています。

資格取得のために必要なテキストを読んだり、あるいは、実技トレーニングを行ったりはするのですが、それらが一定水準に到達しているのかを点検するための試験は受験しないということを繰り返してきました。

ひとつは受験のためにインプットをするという作業にあまり意味を見出せなかったから。

もうひとつは資格を取得しても組織内での評価にはほとんど影響がなかったから。

というわけで、資格を取得するためのモチベーションが起きなかったというのが事実です。

これは「官」だろうが、「民」だろうが、個人のスキルが如何なるものであるかは関係なく、大事なことは「結果を出す」「実績を積み上げる」ことだと思います。

結果を出す、あるいは、実績を積み上げるのに必要な知識を身に付け、手法を学ぶことが社会人の「勉強」であって、資格取得そのものを目的化することは大いなる勘違いだと思います。

私がこれまで学んで良かったと思える知識は以下のとおりです。

  • MBA(マーケティング、アカウンティング、経営戦略、ファイナンスなどのマネジメント知識)
  • PMP(プロジェクトマネジメントに関する体系的知識や方法論)
  • キャリア・カウンセリング(キャリアをめぐる心理や環境に対するアプローチ方法)

今までは資格取得をしても組織内では評価されないという理由で、教習課程を終えるだけで、資格取得に必要な論文の提出や試験の受験を控えてきました。

ただ、これからは組織内の評価だけでなく、マーケットの評価という新たな評価基準に晒される生き方を選択しました。

その観点からも、今後の自分のキャリアに必要な資格というものを改めて考えてみたいと思います。

 

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション