プロジェクトを立ち上げたり、マーケティング戦略を考えたりする時に、ゼロから手探りで始めるのではなく、インターネット等を活用して関連する情報の収集から始める人は少なくないと思います。
私も、まずは “Survey”(文献調査)から始めて、対象を評価・分析する枠組みを自分の中で確立することから始めます。
そのためには、なるべく良質な情報が掲載されているWebや雑誌などの情報源(リソース)を確保しておく必要があり、複数の情報を参照することで、事実の抽出や多面的な分析が可能となります。
これまで私が定期購読していた情報源を次のとおり見直すこととしました。
- 『新潮社Foresight(フォーサイト)』
- 『The Wall Street Journal』
- 『JBPress』
- 『日本経済新聞』
- 『クーリエ・ジャポン』
- 『ダイヤモンド・オンライン』(PREMIUM)
- 『JBPress』
- 『日本経済新聞』
①の変更理由は、『Foresight』が主にマクロの政治・経済に関する情報分析が行われているのですが、今後は、マーケティングや事業戦略を考えていく上では、企業戦略や消費者行動などのミクロ経済の情報分析が重要度を増すと考えたためです。
この点、『クーリエ・ジャポン』は世界各国の主要紙から厳選された記事が掲載されているため、各国における話題になっているトピックを効率よく収集できます。
また、②の変更理由については、『ダイヤモンド・オンライン』のPREMIUM会員になると、週刊ダイヤモンドのバックナンバーやダイヤモンド社の厳選書籍が読み放題になるだけでなく、『The Wall Street Journal』の記事(日本版・英語版ともに)もアクセス可能になるということだったので、コストパフォーマンス的にもダイヤモンド・オンラインに一本化した方が望ましいためです。(→『週刊ダイヤモンド』のサブスクリプション化)
プロフェッショナルの嗜みとして、労力と時間がかかっても、情報源の定期的な見直しを行うべきだと考えます。
正しいアウトプットは、正確なインプットを行って初めて実現できるものであり、必要に迫られてから慌ただしく実施したSurveyは、どうしても精度や正確性が欠如しがちです。
普段からアンテナを張って、来たるべき勝負の時に備えるためには、何よりも良質な情報源が生命線ということを肝に銘じるべきです。