マキアヴェッリ先生の研究室
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Uru 5周年記念ツアー「Punctuation」

「心に染み入るように」という言葉が最も相応しいと思うのですが、私の好きなシンガーソングライターUruの5周年記念コンサートに行ってきました。

6月2日のツアー初日、大阪市内フェスティバルホールで開催されたのですが、この御時世なので、新型コロナウイルスへの感染対策は徹底されていたし、Uruの曲は「静かに聴かせる」類のものであったこともあり、安心して参加できました。

実は、コンサート直前に仕事の方で重大プレスリリースがあったため、その対応でコンサートに参加できない可能性もあったのですが、プレスリリースの時間が前倒しになったこともあり、開始時刻に駆け込みセーフでギリギリ間に合いました。

私とUruの曲との出会いは、4年前でした。

その頃から、柔らかく包むような歌声はもちろんなのですが、それ以上に、歌詞で使われている言葉の選択の感性が抜群だと感じていました。

そんなところに、2020年中にリリースされたいくつかの曲に、ハートをガッチリと鷲掴みにされてしまい、今や全ての曲をダウンロード(Apple Music様様です)し、YouTubeのチャンネル登録もするほどのファンになってしまいました。

メジャーデビューのきっかけが、YouTubeでのカバー曲動画で、当時から自らの露出をコントロールしていて、YouTuberとしてのセルフ・ブランディングも巧みなので、この記事を読んでいる方にも、是非、YouTubeチャンネルも視聴してほしいところです。

今回の記事では、そんなUruの魅力を伝えつつ、コンサートで生歌を聴くことができて良かった曲ベスト3を紹介したいと思います。

 

第3位:再会

こちらはUruだけでなく、LiSAとのデュエットで話題になった(6月8日現在で再生回数約4200万回)曲ですが、コンサートではUruがソロで歌ったので、原曲とはまた違った雰囲気になり、それはそれで価値ありの1曲でした。

原曲も、LiSAの力強い歌声とUruの優しく柔らかい歌声とのコントラストが特徴的な素晴らしい曲です。

 

第2位:あなたがいることで

昨年の緊急事態宣言中に、「このコロナ禍で世界はどうなるのか」という不安感で満たされていた時に、偶然、見掛けた動画。

世界がどう変化しようと、経済・社会に何が起きようとも、「人と人とのつながり」さえ確信できていれば、前に進んでいけるという勇気をもらった曲です。

 

第1位:振り子

コンサート中の楽曲紹介の時に、Uru自身も涙を流しながらエピソードを話すほど、彼女にとっても、重い、大事な曲であることが伝わってきました。

私自身も、サビ部分の歌詞の秀逸さには脱帽で、アーティストに相応しいフレーズが並んでいます。

シンガーソングライターの凄みを見せつけられた曲でもあります。

毎日夢を見て毎日目が覚めて
夢と現実の狭間で
ぶら下がって足を浮かせたまんま
風が吹けば吹かれた方へ流されて
我武者羅に走った汗を
ただの塩にしてきた人生も

擦り減った靴の底には
泥や石が挟まったまま
私は生涯この靴で歩いていく
それでもあなたという光が
明日を照らしてくれたから

 

番外編:フリージア

私がUruを知ることになったきっかけとなった『機動戦士ガンダム:鉄血のオルフェンズ』第4クールのED曲です。

若干古い歌なので、今回のコンサートで聴けるとは思っていなかったのですが、まさかのアンコールで御披露いただきました。

鉄血のオルフェンズは最終回が近づくにつれて、鬱展開が繰り広げられ、毎週毎週の視聴が精神的にきつかったのを覚えています。

そんな鬱展開であっても、番組の最後にUruのこの曲で随分救われた気持ちになりました。

その意味でも、思い出深い大事な曲です。

 

ABOUT ME
マキアヴェッリ先生
フィールドサイエンティスト。 地方自治体、航空会社、デジタル企業とキャリアを重ねながら、地域課題・社会課題の解決につながるプロジェクトのマネジメントを推進中。 #PPP #PFI #価値共創 #地域創生 #カーボンニュートラル #サステナブル経営 #パーパス経営 #EBPM #ソーシャル・イノベーション